メディアの立ち上げ初期は、成果が見えない時期です。
記事を公開しても、検索流入がなかなか始まらない。
こうした状況の中で、本当に結果を出せるのかが不明瞭なまま、数ヶ月が過ぎていく。そしてメディア運用の継続性が失われてしまう、というケースは珍しくありません。
では、もし「2ヶ月で4,000UUを超える成果を、初動から作る」ことが可能だったら、どうでしょうか。
初動の不安を払拭する。2つのメディアで実証した、再現可能なSEO設計
弊社では「もじの木」でのライター制作業務と並行して、自社オウンドメディアを複数運営しています。
その運営から得たデータが、これです。
2つの異なるジャンルのメディアで、2ヶ月以内に合計4,700UUを達成
・就職系メディア:29日間で1,446UU
・介護系メディア:47日間で3,317UU
・合計:4,763UU
重要なのは、この成果が「偶然」ではなく、「同じプロセスを2つのジャンルで再現した結果」だという点です。
つまり、業種や競争度に関わらず、正しい設計と実装ができれば、SEOでもメディアの初動から成果は作ることができるということです。
初動から成果を出すプロセスは、実は単純
私たちが実装した施策は、特別なノウハウではなく、基本的なSEO設計です。新規ドメイン、被リンクもありません。
3つの基本要素
1. ロングテール戦略に絞ったキーワード選定
2. 初期投入量の確保(30~50記事を1ヶ月以内)
3. 記事単体の完成度を高める(ユーザーの求める回答を100%用意する)
この3つを丁寧に実行することが、初期段階での流入立ち上げを加速させます。
では、実際のデータを見ていきましょう。
メディア①:就職系ジャンルの実績
最初のメディアは、就職・転職系です。※新規ドメイン、被リンク0


注目すべきは、記事投入から約1週間で検索流入が発生し、その後急速に立ち上がったという流入パターンです。
流入の推移
・9月29日:記事投入開始
・9月30日:検索流入が検出(記事投入から1日)
・10月23日:流入が加速(80~120UU/日)
・10月28日:現在右肩上がり(最大220UU/日)
もう1つ重要なポイント:この時点で、内部リンク施策はまだしてません。つまり、個別ページの品質だけで、この流入を達成しているということです。
メディア②:介護系ジャンルの実績
2つ目のメディアは、介護・福祉系です。※新規ドメイン、被リンク0


就職系より立ち上がりが遅いものの、一度流入が始まると加速が大きいという特徴があります。
流入の推移
・9月13日~21日:ほぼ0に近い
・9月21日~28日:徐々に上昇開始(50~100UU/日)
・10月5日:加速フェーズ(100~150UU/日)
・10月12日~19日:ピークゾーン(200~250UU/日)
・10月26日以降:安定した流入を維持、
個別ページのパフォーマンスも注目です。総エンゲージメント19.7%、平均滞在時間5分以上という高い数字を持つページも記録。これは、ロングテール戦略が確実に機能していることを示しています。
なぜ2つの異なるジャンルで、同じ成果を出せるのか。
ここが最も重要なポイントです。
もし1つのメディアだけが成功していたなら、「テーマ選定が良かった」「競合が少なかった」という理由も考えられます。
しかし就職系と介護系というYMYL領域、しかも全く異なるジャンルで、同じ結果が出ました。これは何を意味するのか。
答え:実装したプロセスが、業種や競争度に依存しない基本設計だということ
両メディアで共通している点を整理すると
| 要素 | メディア①(就職系) | メディア②(介護系) |
|---|---|---|
| キーワード戦略 | ロングテール中心 | ロングテール中心 |
| 初期投入量 | 30~100記事/1ヶ月 | 30~50記事/1ヶ月 |
| 内部リンク | 未完成 | 未完成 |
| 記事品質の優先度 | 最優先 | 最優先 |
| ユーザーエンゲージメント | 4.5/ユーザー | 4.7/ユーザー |
全て同じ設計です。つまり、「この設計を実装すれば、あなたのメディアでも同じ成果を出すことが可能」ということを示しています。
初動から成果を出すための3つの施策
1. ロングテール戦略に絞ったキーワード選定
大型キーワード(月1万以上の検索数)を狙いません。代わりに、月500~3,000程度の検索ボリュームで、回答が明確なニッチなロングテールを狙います。
初期段階では、数百個のニッチキーワードで流入を獲得した後、徐々に中型・大型キーワードへ拡大するアプローチが最適です。
2. 初期投入量の確保
30~50記事を1ヶ月以内に投入することで、Googleのクローラー訪問が加速し、インデックスが速まります。
品質を落とさず、基本を守った記事を「大量に」投入することが、初動の鍵です。1つのキーワードではなく面で狙うイメージです。
3. 記事単体の完成度を高める
初期段階では、内部リンク戦略やトピッククラスターより、個別ページの品質が優先されます。
「このキーワードで検索したユーザーに、完全に満足される記事」に集中することが、検索評価を高め、順位を伸ばすことにつながります。
この結果は、あなたのメディアでも再現可能です
私たちが実装した3つの基本要素は、業種や競争度に依存しません。
正しいキーワード戦略、適切な初期投入量、ユーザー視点の記事品質。この3つを揃えれば、メディアの初動から成果を出すことは可能です。
就職系と介護系で証明した、この再現性。
もし、あなたのメディアが初動で伸び悩んでいるなら、または、これからメディア立ち上げを考えているなら、この設計を参考にしてみてください。
我々もじの木では、このような実績をベースにした、実装可能なSEO提案をしています。
メディアの立ち上げ初期で、素早く成果を出したいと考えている企業の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
初期段階の設計が、その後の成長を大きく左右します。
栗原(もじの木代表)
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